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今週盛り上がった「UFO論議」ですが、とうぜんここに黙っていない閣僚がいました。
石破茂防衛相ですね。
場合によっては麻生さんも口を出しそうな話題ですが、石破茂防衛相は「UFOに対して自衛隊がどういう対処をするのか」というお話をされたようです。
さらに「ゴジラの襲来」を例に挙げて、「映画でゴジラが襲来したときに自衛隊が出動するがその法的根拠は?」というすばらしい問いかけをなされました。
長年の疑問がそれだったのです。
昔から怪獣映画を観ていると、
「怪獣発見しました!」
「攻撃!てーっ!」
というやり取りの後、自衛隊が攻撃するのですが、子供心にも「まだ何もしてない怪獣(だいたいが草原をゆっくり歩いている)を攻撃して良いのか」と思っていました。
石破茂防衛相によると「ゴジラやモスラは天変地異なので災害出動」ということらしいです。
しかし、「UFOは災害出動か領空侵犯か防衛出動かが判断がつかない。しかも『地球のみなさん仲良くしよう』といってきたときどう対処すべきか。そういった議論をしておくべきだ」と述べられています。
UFO論議より、わたしは現役の防衛大臣がゴジラやモスラに対する意見を述べたのをはじめて聞いた驚きで一杯です。
★「UFO対処を頭に入れるべき」石破防衛相(産経新聞2007/12/20)
(藤木俊明)
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